娘が2月に小学校に入学してからあっという間に3週間が過ぎようとしていますが、最近ではうちの娘が「今日私のバディーがねっ」と色々話してくれるのですが、子供が今年初めて小学校に入学してまだバディーシステムを聞いたことがないママはきっと「バディってどちらさん?」なんて思いませんか?
そんな疑問について今日はお答えします。
あ!ちなみにバディは英語でBuddy「お友達」のことですね。
バディーシステムについて
子供の初めての小学校には不安がつきものです。
子供を学校へ通わせる親も多少なりの不安、子供だって新しい学校生活には沢山の期待と不安があります。そこでこのバディーシステムが役に立つんです。
バディの正体は 一体、、、、??
はい初めまして!!こちらがミスター&ミスバディーです。
正解は小学6年生(もしくは5年生)のお兄さんとお姉さん達のことなんです。
いつバディの会えるの?
息子の時は入学前のオリエンテーションの時で、「君に学校で会えるのを楽しみに待っているよ」とお手紙つきで紹介してくれました。
娘の時は入学後に紹介され初対面でしたので通うことになる学校によって違うようです。
バディーの内容は?
プレップの可愛いおちびさんが早く学校生活に慣れるように個別的に1対1でサポートしてくれるんですね。
どんなことをしてくれるの?
- 休み時間に一緒に遊んでくれる
- リーダー(家に持って帰って本読みの練習をするための本)を一緒に選んでくれる
- 学校の案内やトイレに連れていってくれる
- みつけると声をかけてくれる
- ハグしてくれる
- 工作を一緒にする
- スポーツを一緒にする
等々色んな活動を一緒にします。
娘の学校の場合1週間に1回(木曜日)にバディという項目が時間割の中に埋め込まれておりカリキュラムの中にすっぽりと入っております。それくらい重要視しているんですね。
参考までに娘の学校の場合はAlannah and Madeline Foundations Better Buddies,Framework
アナ&マドラィン財団のベターバディーフレームワークに基づいているようです。
メリット
プレップの子供達側
- 学校に優しいお兄さん、お姉さんがいるので安心して学校に通うことが出来る
- 学校生活に早く慣れることが出来る
- いじめ防止にもつながる
- 友情関係
小学6年生側
- 自分より小さい子を思いやる優しい気持ちを育む
- 自分がしっかりして助けてあげなきゃとい責任感が出る
- それが中学入学にむけての自信や自尊心を高める
- 他人との違いに気づき尊重できるようになる
まとめ
プレップから小学6年生までという7年間もの長い間を同じ学校で過ごします。なのでこのバディシステムは、小学校生活初めてのプレップの子供たちがスムーズに小学校生活を始められるように、ほとんどのビクトリア州の小学校でこの取り組みを取りいれています。
小学校始まったばかりのプレップの子供たちは優しくしてもらい安心し信頼関係を築き、小学校生活最後の6年生の子供達は自分より幼い子供の面倒をみることにより相手を思いやる気持ちや優しい気持ち、協調性や責任感を育むことで出来る。
オーストラリアの小学校ではこうやって小さいときからお互いを助け合ったり人を思いやる気持ちを学んでいくのでしょうね。このバディーシステムによりいじめの問題も減少しているようでまさにWIN WINでいいことが沢山のバディシステムです。